大人にきびを解消したい!!ピル治療で肌を内側から綺麗に!!
大人になってからできるにきびは、中々治ってくれなくて厄介です。大人にきびは、ホルモンバランスが深く関わっており、身体の内側からのケアできるピル治療に注目が集まっています。ここでは、大人にきびとピル治療についてお届けします。
どうして肌荒れするのか?
肌のターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーと言うのは、皮膚細胞が新しく生まれ変わる事、肌代謝の事を言います。このターンオーバーサイクルが乱れると、肌荒れを引き起こして肌状態を悪化させます。例えば、ターンオーバーサイクルが早すぎてしまっても、肌細胞は成熟させておらず未熟なまま肌表面に現れ、それではバリア機能低下に繫がってしまいます。反対にサイクルが遅すぎても、今度は肌表面に古い角質が滞ったまま、新しい皮膚細胞に生まれ変わる事ができません。こうしたターンオーバーの乱れは、不規則な生活習慣、ストレス、タバコ、無理なダイエット、紫外線などが、肌への直接なダメージとなって引き起こしています。なので、これらに日頃から気を付けるだけでも、肌荒れ予防や改善をサポートする要素に繫がり、肌改善にも期待する事ができます。
ホルモンバランスの乱れ
例えば「生理前に肌調子が悪くなる」と感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。女性の肌と言うのは、ホルモンバランスは生理周期と深く関わりがあり影響を受ける事がよくあります。生理が近づいてくると、血液中に存在する卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが乱れる為、肌が通常よりも敏感になってきます。なので、生理前になるとどうしても肌荒れしやすくなるのはこの為です。
肌のバリア機能低下
肌荒れしてしまう原因の1つに、肌のバリア機能低下が挙げられます。健やかで元気な肌は、水分と油分の潤いバランスが良好である事が大切です。ですが、肌に必要な栄養が不足していたり、乾燥、紫外線、埃、花粉などの外的刺激を受けたりする事で、水分と油分の潤いバランスに乱れが出てきます。バランスの乱れが原因となって、肌のバリア機能低下に発展し肌荒れを招きます。
大人にきびのでき方とは?
白にきび・黒にきび
白にきび・黒にきびは、古い角質が肌表面に滞る事で毛穴が塞がれ、排出できない皮脂が毛穴の中に詰まる事で、アクネ菌が繁殖します。すると、肌表面に白くてぶつぶつした物が出てくるのですが、これが白にきびです。白にきびは、にきびに炎症は無く痛くありません。また、黒にきびは、白ニキビに汚れやうぶ毛が混ざる、毛穴の皮脂が酸化するなどが原因となって、黒ニキビになります。黒ニキビも炎症は無く痛みは感じません。
赤にきび
赤にきびは、
毛穴の中でアクネ菌が増殖して炎症を起こし、痛みを伴うのは赤にきびです。赤ニキビは、炎症している毛穴の中や周りで、にきびと白血球が戦っている状態です。なので、無理ににきびを潰したり擦ったりしてしまうと、逆に、にきびを悪化させて炎症を広げてしまいます。なので、赤にきびができている場所は触らず、悪化していかないようにケアするのが大切です。
黄にきび
アクネ菌と闘った白血球と言うのは、黄色く変色し膿のようになり、これが黄にきびです。基本的に、にきびは皮脂腺の上にできるのですが、にきびの炎症が進行すると膿を持った黄にきびになります。黄にきびは炎症が強く現れている状態で、また、毛穴の壁を破壊しクレーター状のニキビ跡を残します。
大人にきびができる原因とは?
乾燥
肌の乾燥状態は、日頃肌を守っている角質の過剰生産で毛穴詰まりを起こしています。その為、皮脂の排出ができず溜まった状態で白にきびができます。その結果、ニキビの元となるアクネ菌が増える事で、白にきびや赤にきびが増えてきます。なので、しっかり肌の保湿を行う事でターンオーバーが整い、保湿はしっかりとう事が大切です。
生活習慣の乱れ
にきびケアでは、肌のスキンケア対策も大事ですが、生活習慣の影響もニキビには大きく影響します。実は、にきびができる原因はライフスタイルが原因で発症している場合も多いのが実際です。今までにどんなケアをしてもにきびが治まらない場合には、専門家に肌を見てもらい治療を受け、自身の生活習慣を見直す事も大事です。生活習慣の見直しには、バランス良い食事、睡眠、便秘改善、運動、ストレス解消、これらの要素がポイントです。
思春期にきびと大人にきびの違い
大人にきびは、思春期にきびと同にように、皮脂分泌過剰で肌荒れが引き起こります。自分の肌に合わないスキンケア、不規則な生活、ストレスなどの影響を受けて症状はより悪化していきます。また、大人にきびの肌と言うのは、肌が乾燥状態な場合が多いので、保湿ケアも重要です。このように、ホルモン周期やホルモンバランスの乱れが大人にきびの背景にある事が多いのも特徴です。
にきび治療と低容量ピルの関係とは?
低容量ピル
低用量ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲスロン、こられの2つの成分に似た成分が含まれている薬です。なので、低容量ピルを服用すると擬似的に妊娠状態のホルモン環境を体内で作る事ができます。現在、広く一般的に使用されている低用量ピルは、エストロゲン量が35マイクログラムの物となっています。最近は、超低用量ピルも登場してきており、エストロゲン量が20マイクログラムの物も販売されています。身体に与える負担や副作用のリスクが低いと言う良さが低容量ピルにはあります。なので、現在は一般的に安全性が高い低用量ピルが処方されます。
エストロゲン
エストロゲンは、女性ホルモンの代表的なホルモンで、女性らしい身体を作る為に欠かせません。女性の肌や髪の潤いを守ったり、丸みのある女性特有の身体を作ったり、健康を支えたりする役割も果たしています。他にも、脳や自律神経へも良い作用を働きかけます。
プロゲステロン
プロゲステロンは、受精卵着床の為に子宮内膜を整えたり、基礎体温をアップさせたり、妊娠維持の際に活躍してくれるホルモンです。また、体内で水分を維持する働きもあり、生理前になると体が変化するのは、プロゲステロンの働きでもあります。
低容量ピルで男性ホルモンの影響を抑制できる
大人にきびで、毛穴が目立ち、毛穴の黒ずみ、ニキビが直ぐ出る、オイリー肌などと言う方は、男性ホルモンが過剰分泌されている事がにきびの大きな原因に繫がっている場合があります。男性ホルモンと言うのは、過剰分泌される事によって皮脂分泌が活発化します。その影響を受けて、肌のテカリや角栓が毛穴に詰まり、毛穴が開いて皮脂が酸化して黒ずみなどのにきびトラブルを招きます。
ですが、女性ホルモンのエストロゲンは、皮脂分泌を抑制する働きを持っています。低容量ピルの服用で男性ホルモンよりも優位に働くので、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを上手く改善していく事ができます。ですが、女性ホルモンだけ分泌されても肌には良いワケではなく、男性ホルモンが殆ど分泌されない状態は、一気に皮脂分泌が減少してしまう為、バリア機能低下や肌乾燥など引き起こす原因となるからです。
このように、女性の大人にきびの改善には、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを保つ事が大切で、美肌作りには重要なポイントになります。
にきび治療に低容量ピルがオススメの理由
大人にきびの原因の一つに、ホルモンバランスの乱れが挙げられますよね。特に女性の場合は、生理前に女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが変動しやすく、男性ホルモンへも影響を与えます。男性ホルモンが増えた体内と言うのは、皮脂分泌が活発に行われるようになり、過剰生産される事で口周り、顎、頬などに大人にきびが現れます。このように、ホルモンバランスの乱れが原因で生じる大人にきびは、低用量ピルを服用する事で、乱れを正常化してにきび肌の改善に導きます。